居宅介護支援事業所ブログ
2022年度ブログ
~ニセ電話詐欺について~
2022-05-10
こんにちは

新緑の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか


今回は、消費者被害の中でもよく話題になる、ニセ電話詐欺
についてのお話です
ニセ電話詐欺の中でも特にオレオレ詐欺は、被害者の約95%が65歳以上の高齢者です。
◇巧妙化する手口の例◇
(1)振込型
①事前に電話番号が変わったと言って、犯行に使用する携帯番号を登録させます。
本物のご親族と連絡を取れないようにし、次回の電話を本物の電話だと信じ込ませます。
②後日、本物であると信じ込ませた電話から連絡し、お金の振り込みを依頼してきます。
(2)キャッシュカード受取型
①警察官を名乗る者から「あなたの口座が悪用されている。新しいキャッシュカードに
変更するため、職員があなたの自宅に取りに伺うので、カードを預けてほしい」と
電話があります。
②その後、銀行協会の職員になりすました者がキャッシュカードを受け取りに来ます。
また、手続きのため、暗唱番号を教えてほしいと言われます。
(3)現金受取型
振込型と流れは同じですが、振込を要求するのではなく「自宅まで取りにいくから
お金を用意してほしい」等と要求してきます。その後「自分は行けないので、同僚に
行かせる」などと言って、本人ではない者が現金を受け取りに来ます。


防犯のポイント
・犯人は親族の名前を知っていて、名乗る場合があります。
・もうけ話を安易に信じない。
・電話番号が変わったという電話には要注意!
◎その他、迷惑電話防止機能付電話機
という物があります

・話の内容を録音することを相手に事前に警告する。
・いざという時のために通話開始時に自動で録音。
・迷惑電話リストの電話番号を自動で着信拒否。
・電話に出る前に迷惑電話への注意喚起をアナウンス。
といった、安心4大機能付きです。
家電量販店でおおむね1万円前後で販売されています。
☆困ったときは一人で悩まずに、早めに家族や公的機関に相談を!
☆相談窓口:福岡市消費生活センター相談コーナー(相談無料・秘密厳守)
相談専用電話 092-781-0999
福岡市市民局生活安全課「ニセ電話詐欺被害の現状と対策」
福岡市消費生活センター「消費生活かわら版」 参照